◆煎抹各流大茶会

 

【記事 2026年4月19日付】

 茶道の県内各流派が集う第78回煎抹各流大茶会(県茶道連盟和光会、福井新聞社主催、福井新聞風の森事業団共催)は18日、福井新聞社・風の森ゾーンで始まった。訪れた人たちは春を感じさせる会場で、茶の香りや味を楽しみ、和やかなひとときを過ごした。19日まで。 

 2日間にわたり、和光会に加盟する13流派が参加。各流派は季節の花々を飾り、道具にも趣向を凝らし茶席をしつらえた。和装の女性らが落ち着いた所作で煎茶や抹茶のお点前を披露し、来場者をもてなした。文房(ぶんぽう)流晴心(せいしん)会はコデマリやアケビの花などを生け、季節感を演出。和菓子は薄紫のアヤメの花と一枚の葉をかたどったものを用意した。参加者は甘みのある煎茶と和菓子を口にしてから、少し苦みがあるお茶を味わった。お湯の温度を変えることなどで、味が微妙に変わる茶の奥深さを堪能していた。同会の姉崎素心(そしん)さんは「福井で育った流派のお茶を気軽に楽しんでもらえれば」と話していた。